過疎が進む愛媛県上島町の高井神島に親しみを持ってもらおうと、島でアートを体験する「かわうそキャンプ」が8日、1泊2日の日程で始まり、町内外の小中学生9人が顔出し看板作りに挑戦している。
 高井神島は燧灘のほぼ中央にある。昭和30年代には300人以上が暮らしたが現の人口は28人。子どもはおらず、高井神小中学校は休校が続く。
 キャンプは、楽しい思い出でをつくることで高井神島を第二の古里のように感じてもらおうと、町の元・島おこし協力隊、藤巻光加さん(32)が2012年から開いている。