高校生おもしろ科学コンテスト(県教育委員会主催)が12日、松山市文京町の愛媛大であった。予選を勝ち抜いた県内9校の12チームが数学や情報、理科の知識と実験技能を競い合った。
1チームの8人がそれぞれ得意な分野を担当し、筆記と実験で6科目に取り組んだ。情報の問題では、二進数のデータを十進数に変換する回路づくりに挑戦。各チームとも実験ボードの配線に頭をひねっていた。
今治西高2年の女子生徒(16)は「回路に電流が流れる仕組みがよく分からず難しかった」と悪戦苦闘の様子だった。
最優秀(知事賞)に輝いた今治西Aチームが、来年3月に茨城県つくば市で開かれる第6回科学の甲子園全国大会に出場する。