医師や看護師らの仕事体験を通じて医療について学ぶ「高校生1日病院体験」が22日、松山市来住町の愛媛生協病院であり、県内の高校生約40人が現場で使う器具に触れるしなどして理解を深めた。
 体験は同病院が春と夏に毎年開催している。高校生はグループに分かれ、医師や理学療法士など希望する職種のプロの仕事を学んだ。看護師の班では、血圧の測り方や脈の取り方を教わり、互いの腕を使って実践。実際の注射針を使って点滴に薬を混ぜる疑似体験も行い、医療系の進学を目指している参加者たちは将来への夢を膨らませていた。