愛媛県高齢者保健福祉計画等推進委員会が24日、県庁であった。2015~17年度の第6期県計画に関し、高齢者が生き生きと暮らせる社会づくりや地域包括ケアシステムの構築に向けた市町支援などの方針を協議した。
 県は計画の政策目標案に「高齢者が健やかに長寿を楽しみ、住み慣れた地域で愛顔(えがお)で暮らせる社会づくり」を明記。健康寿命を延ばして高齢者の知識や経験を生かす環境をつくり、医療や介護、生活支援などが連携した社会を構築するとしている。
 また認知症の早期発見や患者支援、災害時の援護、詐欺被害防止に努め、サービス情報公表や認知症高齢者グループホームの外部評価などで介護サービスの質向上も図る。