高齢者医療保険、算定や徴収ミス 県内6市町
愛媛県内6市町は16日、後期高齢者医療保険料で算定や徴収ミスがあったと発表した。導入したシステムのプログラムに不備があり、一部の被保険者の所得情報が県後期高齢者医療広域連合に正しく伝わっていなかった。
ミスがあったのは、2008~16年度分で、東温市が過徴収1人1万4190円、過少徴収1人4250円▽松前町が過徴収6人計25万3090円、過少徴収2人計6万5590円、16年度分減額1人3450円▽内子町が過徴収2人計2万8480円、過少徴収6人計11万5370円▽大洲市が過徴収1人3万5790円、過少徴収3人計8万1760円▽八幡浜市が過少徴収2人計2万9530円、16年度分増額2人計2860円▽伊方町が過徴収1人13万8010円、16年度分増額1人1万9810円。
住民からの問い合わせや、ほかの自治体からシステムエラーの報告を受けるなどして発覚。各市町は過徴収分を還付し、過少徴収分は時効が成立したものを除いて納付を依頼する。