鬼北・近永「なんでも館」 3月末で閉館 趣味の殿堂、名残惜しく
趣味の作品を気軽に発表できるギャラリーとして親しまれてきた愛媛県鬼北町近永の街角ギャラリー「なんでも館」が3月末で閉館する。商店街の一角にあり地域の文化発信だけでなく住民の交流の場でもあったが、建物の老朽化のため15年目でその役目を終えることになった。
町商工会が商店街の活性化を狙い2002年7月にオープン。旧愛媛相互銀行近永支店として1954年に建ち、空き店舗となっていた建物の1階約60平方メートルを活用した。町内外を問わず誰でも出展でき使用料は基本無料。パッチワークや水彩画、写真など、これまで約250の展示会が開かれた。
しかし、16年夏ごろから雨漏りがたびたび起き、屋根などの修繕に約200万円かかることが分かった。その捻出が難しいうえに、開館当初は年約4000人だった来場者が現在は約3000人に減少していることから、役員会で閉館を決めた。