夏の参院選から選挙権を得る見通しの18、19歳の若者を対象にした選挙の啓発企画を考えるワークショップが5日、松山大(愛媛県松山市文京町)であり、同世代の学生ら約60人が若者らしい斬新なアイデアを出し合った。
 行政学の講義の一環で、県選挙管理委員会と松山大が開いた。県選管の佐々木英生書記長補佐は、投票率が過去最低の45.35%となった2015年の県議会議員選挙を挙げ、20代~30代前半の世代に政治・選挙離れの傾向が強いと指摘。「若者のユニークな視点を参考にしたい」とあいさつした。
 学生らは、県が過去の選挙で使った啓発グッズや動画を参考にしながら、グループに分かれて意見を交わした。「高校に投票所を設置すれば投票しやすい」「みきゃんを活用して啓発してはなどの声が集まった。