看護週間(10~16日)に合わせて看護への関心と理解を深めてもらおうと、愛媛県看護協会主催の啓発行事が8日、新居浜市を皮切りに始まった。17日まで、県内各地で看護体験や健康相談などのイベントが開かれる。
 看護のイメージ向上や就業促進につなげようと毎年開催。県内の病院や看護学校など49施設で、高校生らが入院患者と接する「ふれあい看護体験」が開かれるほか、10日には松山市内の百貨店で、脳年齢測定や白衣試着体験ができる「記念のつどい」が行われる。
 新居浜市北新町の十全総合病院では8日、ナイチンゲールをたたえる式典や交流イベントがあり、入院患者や病院に隣接する十全看護専門学校生、看護師を目指す高校生ら約130人が参加。キャンドルサービスや歌などで交流を深めた。