15年度上半期 県内新車販売7.4%減
四国運輸局が14日発表した2015年度上半期(4~9月)の愛媛県内の新車販売は前年同期比7.4%減の2万3386台で、公表を始めた1974年以降、4番目に低い水準だった。登録車は消費税の増税後の販売低迷を脱することができず、軽自動車も4月の軽自動車税引き上げの影響などが尾を引いているようだ。
普通車など登録車は1.1%増の1万2614台。消費税増税が響いた前年度上半期に比べ微増となったが、台数は74年以降3番目に少なかった。
軽自動車は15.7%減の1万772台。東日本大震災で自動車メーカーが生産を縮小した11年度上半期に次ぐマイナス幅だった。四国運輸局によると、前年度上半期は消費税増税前の駆け込み需要に伴う受注残や新型車の投入効果があったため、その反動で15年度は大幅に落ち込んだとみている。