10日投開票の参院選で初適用される「18歳選挙権」をテーマとしたシンポジウム「えらぶは、愛(ラブ)」が3日、松山市文京町の愛媛大であり、高校生ら約250人が、政治からおしゃれまで、自分の意志で選択する大事さを考えた。
 堅いイメージの選挙や政治に若者の関心事を組み合わせることで幅広い層に参加してもらおうと、県選挙管理委員会が企画。モデル・タレントとして活躍するラブリさん(松山市出身)が出演し、FM愛媛のラジオ番組のパーソナリティー3人と選挙制度に加え、フッションについてもトークし、盛り上げた。
 案分票や参政権の歴史に関する○×クイズでは萩原啓県選管書記長が解説役を務め「英国が欧州連合(EU)離脱を決めた国民投票のように、皆さんの一票が社会を大きく変える」と強調。ラブリさんは「まず日本がどうなっているのか学び、自分たちに選択股と責任があると知って」と呼び掛けていた。