18歳選挙権控え中高生意義学ぶ 松山でシンポジウム
夏の参院選から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられるのを前に、若者に選挙や政治について考えてもらうシンポジウムが11日、松山市湊町7丁目の市総合コミュニティセンターであり、中高生ら約270人が講義や模擬投票を通じて政治参加の意義を学んだ。
総務省が全国で開き、愛媛は6カ所目。講義では若者に政治参加を促すNPO法人ユースクリエイト(東京)の原田謙介代表や、若者に人気のラジオ番組のパーソナリティーらが登壇した。
原田氏は「趣味と法律の関係など、自分が興味があることと政治がどう関わっているか考えてみるといい」と説明。「世の中は人口減少や少子高齢化で変わっている時期で、若い人の力を必要としているのではないか」と指摘し、自分たちの街や国のことを託すリーダーを選ぶ感覚で投票に行ってほしいと訴えた。