四国地方の上空約1500メートルに氷点下9度以下の今季一番の強い寒気が流れ込んでおり、20日にかけ強い冬型の気圧配置となる。愛媛県中予と東予では19日夕にかけて、南予では19日夜遅くにかけて西または北西の風が非常に強く、南予の海上ではしける見込み。松山地方気象台は19日午前5時46分、暴風雪、高波、大雪に関する県気象情報を出し、雪を伴った暴風、高波に警戒を呼び掛けている。
 気象台は引き続き県内に暴風雪波浪警報を出している。
 また、県内では20日明け方にかけ山地や山沿いを中心に大雪となる恐れがある。積雪や路面の凍結による交通障害、電線や樹木への着雪に注意が必要。
 気象台によると、予想される最大風速は、19日は県内全域で陸上20メートル、海上25メートル。20日は東中予の陸上13メートル、海上18メートル、南予の陸上18メートル、海上23メートル。
 波の高さは19日が南予4メートル、東中予3メートル。20日が南予3メートル、東中予2メートル。
 20日午前6時までの24時間積雪量は多い所で山地と山沿い30センチ、平地5センチ。