24日は霜降 松山でライム出荷ピーク
24日は二十四節気の霜降(そうこう)。霜が降り始めるころとされるが、23日の愛媛県内は高気圧に覆われ、日中の最高気温が大洲で9月下旬並みの26.4度と夏日を記録するなど、汗ばむほどの陽気となった。
松山市高浜町6丁目の農業森茂喜さん(63)は自宅近くの約3ヘクタールの園地でかんきつを中心に約20種類を生産。太陽光をいっぱいに浴びて育ったライムが出荷のピークを迎えている。タヒチライムと呼ばれる品種で、果汁が多く香りが強いのが特長という。
森さんは「夏の雨の量もちょうどよく、例年通りの良い出来。カクテルはもちろん、果汁を魚や肉に搾ってもさっぱりしておいしい」と話し、直径5センチほどのきれいな緑色の果実を、はさみで手際よく摘み取っていった。