FC今治、新体制発表 J経験者ら10選手が加入 J3昇格目標
日本フットボールリーグ(JFL)のFC今治は29日、愛媛県今治市別宮町1丁目の市公会堂で2018年シーズンの方針発表会を行った。「プロフェッショナル」をテーマに、トップチームのJ3昇格やクラブの経営基盤強化などを目標に掲げた岡田武史オーナーは「勝負の年。背水の陣で臨む」と決意を語った。
今季のスポンサーは約260社で、今治市内の公園の指定管理事業などを含めた予算は7億円規模になる見通し。岡田オーナーは「高い目標を立て、責任感を持ってやりきる年にする」とテーマの意図を説明。集客面では、ホームのありがとうサービス.夢スタジアム(5030人収容)で毎試合4千人以上を集め「日本一の集客率を目指す」(矢野将文社長)とした。
トップチームの紹介では、Jリーグ経験者ら即戦力となる新加入選手10人やコーチ陣が登壇。吉武博文監督は「優勝してJ3に昇格する」と抱負を述べ、JFL奈良クラブから加入したMF小野祐輔は「良い時期、悪い時期はあると思うが、必ず昇格を果たしたい」と意気込みを話した。