アイドル「ＡＫＢ４８」の姉妹グループで瀬戸内エリアが拠点の「ＳＴＵ４８」が１月３１日、メジャーデビューシングル「暗闇（くらやみ）」をリリース。メンバーの門田桃奈（１８）、兵頭葵（１７）の愛媛出身２人と薮下楓（１７）が愛媛県松山市大手町１丁目の愛媛新聞社を訪れ「背中を押してくれる、元気が出る曲です。楽しんで聞いて」とＰＲした。
　暗闇は、疾走感あふれるメロディーに、夜の漆黒の海を前にして不安の中にも希望の朝を信じて待つ、そんな繊細な心情がほとばしる青春ソング。「タイトルにびっくりする人も多いけど、光を探すという強い歌詞を聞いてほしい。デビューにふさわしい曲をいただいたなって」と薮下。さびがお気に入りという門田は「初めて聞いたときから頭に残る。何回も聞きたくなります」とにっこり。
　カップリング曲「ＳＴＵ４８」はノリがよく、瀬戸内各県バージョンがあり、特産や観光地、魅力を方言で歌い上げる。松山城や別子銅山、下灘駅などが登場する愛媛バージョンについて、兵頭は「愛媛がぎゅっと詰まった歌詞。これを歌えば愛媛が丸わかり」と紹介した。