大洲でLED機器特設展、中村修二さん製作試験機も
愛媛県大洲市出身のノーベル物理学賞受賞者、中村修二さん(61)=米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授=を顕彰しようと、同市中村の市立博物館で、中村さんや青色発光ダイオード(LED)について説明する特設展が開かれている。9月6日まで。
博物館と市教育委員会が主催。中村さんが1993年ごろ製作した青色LEDのデモ試験機のほか、LED関連の体験機器を展示。赤、青、緑色のLEDのつまみを回すと混色して白色の光が出る装置や、スコープを当てて発光素子を観察する装置などが並んだ。
昨年12月のノーベル賞授賞式と、今年2月の大洲市名誉市民称号贈呈式に出席した時の中村さんの写真もある。
展示の観覧時間は午前9時~午後5時。月曜休館。