愛媛県松山市の観光名所・松山城で16日、年末恒例の大掃除があり、職員ら約20人が、観覧を休止して天守や各城門の一年の汚れを落とした。
 作業に先立ち、松山城総合事務所の仲田敬志所長が「松山城の一年の労をねぎらい、普段できない細かいところを掃除しましょう」とあいさつ。天守最上階では、時折寒風が吹き付ける中、長さ約2メートルのササぼうきを手にした職員が軒下や天井のすすを払った。柱や壁なども雑巾で丁寧に拭き取っていた。