スマートフォン向け人気ゲーム「ポケモンGO(ゴー)」を巡り、「三津の渡し」として知られる愛媛県松山市三津浜内港の市営渡船乗り場付近で、運転しながらゲームをしていたとみられる車同士の接触事故があったとして、市がゲーム会社に対処を求めたことが26日、市への取材で分かった。
 市空港港湾課によると、6日午後1時半ごろ、前進する車と後進する車が衝突するのを渡船職員らが確認、双方の運転手がゲーム中だったという。三津の渡しの説明板がキャラクターやアイテムを集めるのに有利な「ポケストップ」に設定されていて、市は渡船を利用する子どもや住民にも危険があると判断。10日に開発を主導した米ナイアンティック社にホームページからポケストップ削除を申請した。26日午後6時時点で返答はない。