農林水産省中国四国農政局(岡山市)は22日、愛媛県西条市河原津の河原津干拓地の一部地中に廃棄物が残る国有農地の畑2カ所(計約12ヘクタール)のうち、9月30日実施の入札で不調に終わった1カ所約5.7ヘクタールの再入札を西条市東予総合支所で実施した。複数の関係者によると、大洲市野佐来の農事組合法人「たいよう農園」が落札した。
再入札対象の農地では、県の2014年の調査で数カ所にコンクリート片やアスファルト片などを確認、1カ所の下層部から高い油分を検出した。たいよう農園の本田和也代表理事によると、キャベツやタマネギなどを栽培予定。