18日に着任した松山地裁の河合裕行所長(62)は22日、地裁で会見し、「迅速で適正な判断ができるよう所長として関わっていきたい」と抱負を述べた。
 河合所長は、松山地裁では重大事件の増加に伴い審理が長期化する傾向にあることから、裁判官3人による合議の積極的活用で、事件の早期解決を図りたいとの考えを表明した。
 河合所長は静岡県出身で、1979年中央大大学院法学研究科卒。大阪高裁判事、神戸地裁判事部総括などを歴任し、2015年3月から松山家裁所長を務めていた。