「アメリカ籠もり」在住縁者の安全祈る 八幡浜・真穴地区
明治から大正時代にかけ米国に渡った愛媛県八幡浜市真穴地区の出身者や子孫の健康と安全を祈る「アメリカ籠(ご)もり」が17日、同市真網代の住吉神社であり、移住者の親族ら13人が太平洋を隔てた異国に思いをはせた。
米国移住者が特に多かった真穴地区は「アメリカ村」とも呼ばれた。アメリカ籠もりは集落ごとに呼び名が異なり、穴井では「万歳講」として既に1905(明治38)年に開かれていた記録がある。世代交代などで集落での継続は困難になり、現在は地元の地域文化振興協議会「北針」(松浦有毅会長)が住吉神社で行っている。
17日のアメリカ籠もりでは、井上正博宮司(65)が祝詞を読み上げて安全を祈願。神事の後におはらいしたお札が配られた。