四国公衆衛生学会の総会と研究発表会が3日、愛媛県松山市道後町2丁目のひめぎんホールであり、四国4県の医師や保健師、大学教員ら約180人が講演やシンポジウムを通じ、組織的、計画的な人材育成の重要性などへの理解を深めた。
 国立保健医療科学院(埼玉県和光市)の曽根智史次長が「地域における公衆衛生専門職の人材育成について」と題し基調講演した。業務の多様化や各職種の仕事量の増大といった現状に触れ「従来のような先輩の背中を見て育てるやり方ではなく、意識的かつ系統的な人材育成が必要」と強調。今後は国際から市町村という垂直方向と、保健や医療、福祉、経済といった水平方向に幅広く関心を持って新しいニーズを生み出す能力などが求められると説明した。