愛媛県愛南町の新たな特産品として養殖試験が進められているサツキマスをPRしようと、僧都小学校(同町僧都)の全校児童13人らがこのほど、新キャラクター「サツキマスシルバー」を生み出した。町の水産物をモチーフにした「ぎょしょく普及戦隊 愛南ぎょレンジャー」の11番目のメンバーとして活動を始める。
 サツキマスは2014年度に町内の産官学が連携して養殖の取り組みを開始し、16年4月に初出荷された。僧都小の近くに、サツキマスが海に下って大きくなる前の「アマゴ」の養殖施設があることから、町が同校へデザインを依頼。仕上げは地元の南宇和高校美術部員が担当した。
 サツキマスシルバーは、魚の側面にある赤い斑点をあしらったマントと、銀色の髪が特徴の男の子。服の前面に描かれた「S」には「サツキマス」「シルバー」「僧都」の三つの意味を込めた。