東京電力福島第1原発事故から6年を迎えるのに合わせ、福島県南相馬市の小中学生マーチングバンドと愛媛との交流を題材としたドキュメンタリー映画「MARCH」の上映会が10日、松山市北久米町の松山城南高校であった。生徒ら約440人が同年代の葛藤や努力を胸に刻みつけた。
 映画製作委員会の松山大3年山本逸平さんが、子どもが福島県内外にばらばらに避難しながら活動を再開し、愛媛FCの試合で演奏するまでの絆が描かれた復興支援映画と説明した。