自動車とマウスガード提供 全国マツダ労連・県歯科医師会 愛媛国体で使って
9~10月開催の愛媛国体・全国障害者スポーツ大会に向けた機運を盛り上げようと27日、実行委員会に自動車とスポーツマウスガードが提供された。
全国マツダ労働組合連合会は、車体にマスコットキャラクター「国体みきゃん」などを描いたミニバン1台を無償貸与。実行委の職員の出張などに使用され、大会後には愛媛県内の福祉施設に贈られる。
県庁で引き渡し式があり、全国マツダ労連の戸村伸一郎副会長が「全国の組合員の思いがこもった車。笑顔があふれるよう使ってほしい」とあいさつ。実行委副会長の原昌史副知事は「大会に向け県内を一丸にまとめていくため有効に活用したい」と感謝した。
県歯科医師会はマウスガード100個分の作製券を贈った。ボクシングやホッケーなど各競技の選手にオーダーメードで作る。
県庁での贈呈式で是沢恵三会長は「天皇杯、皇后杯獲得へ貢献できればうれしい」と目録を手渡した。実行委会長の中村時広知事は「選手の大きな力になると思う。歯科医ならではの発想で大変ありがたい」と謝辞を述べた。