未完成な感性に歓声 松山で中高生企画・運営ライブ
県内の中高校生たちが企画・運営するイベント「ナキワラ!2015愛媛県ライブ」が30日、松山市真砂町のEBCビビットホールであり、高校生11組21人がスピーチやバンド演奏、ダンスなどを通じて伝えたい思いを表現した。
青少年の健全育成に取り組むNPO法人ニューライフ・アドベンチャー運動実行委員会(東京)などが毎年開き38回目。中高生約30人がスタッフとして携わり、当日の演出や司会進行も務めた。
主張、音楽、パフォーマンスの3部門があり、主張には4組が出場。「Change Life」をテーマに発表した男子高校生は、生きがいを感じる音楽の道に踏み出すまでの思いや恩師とのやりとりを打ち明け「歌を歌って一人でも助けられたら」と訴えた。
出場者は詰め掛けた観客を前に作詞作曲した曲を熱唱したり、元気よく踊ったりして会場を盛り上げていた。