ヘルシー「おやつ」開発へ はだか麦PT設立総会
特産の裸麦を使った商品を開発し、地場産業振興につなげる愛媛県松前町の「芽吹きと実りのはだか麦プロジェクトチーム(PT)」の設立総会が9日、町役場であり、ヘルシーを打ち出す「おやつ」を軸に開発を進める方向性を決めた。来年2月の一般販売を目指す。
同町の2015年産裸麦収穫量は県内市町で2位の543トン。プロジェクトは国の地方創生加速化交付金2960万円で展開する。PTメンバーは生産農家、食品製造業者、町担当者ら13人。
総会では、事務局の町産業課が「若年層に健康ブームが広がり、裸麦はヘルシー(な食材)。ヘルシー間食応援へ、日本初の『町のおやつ』開発」を提案。裸麦のおやつ開発は15年度、中高生が参加した作兵衛子供会議で提言があった。