地元の食材や食文化について知ってもらおうと、愛媛県久万高原町久万の久万中学校で16日、町内産の「媛っこ地鶏」などを使った給食バイキングがあり、1年生約60人がおなかいっぱいに古里の味を楽しんだ。
 バイキング形式の給食は、同校が学期に1回実施している。食事を通じて故郷への愛着を育んでもらおうと、町内産の蜂蜜などで味付けした地鶏のソテーや親子丼に加え、米やトマト、大根などを使った地産地消のメニューを用意した。
 生徒はバランス良く食べることなど、バイキング形式の注意点を教わった後、大皿から料理を取り「おいしい」と笑顔をみせて味わった。