戦国時代に活躍した能島村上水軍にちなんだ「第24回水軍レース大会」(実行委員会主催)が31日、愛媛県今治市宮窪町宮窪の市水軍博物館前の海上であった。県内外の56チーム約670人が出場、小型和船を復元した小早船(こばやぶね)を操り、速さを競った。
レースは12人一組で約200メートルの直線コースで実施。実績のある常連チームが参加する一般A、初参加などの一般B、女子の3部門で争った。
参加者は息の合った櫓(ろ)さばきを披露し、懸命にゴールを目指した。コースを外れてリタイアするチームもあったが、会場からは盛んな声援が送られた。