鉢盛料理で南予「食」発信 内子 200人を接待
「第15回全国グリーン・ツーリズムネットワーク愛媛大会」の全体会にあわせ、会場近くの内子自治センター(愛媛県内子町内子)で22日、参加者を南予の鉢盛料理で接待する「愛媛・南予 大おきゃく」があった。地域色を生かした12品が大皿に盛られ、約200人の大会参加者を喜ばせた。
えひめいやしの南予博2016の実行委員会が、南予の食文化発信の機会にしようと企画。料理を監修した料理研究家の中村和憲さん(52)=松山市=は「鉢盛には南予らしいおおらかさがある。人をつなげる大皿が地域のつながりもつくってきた」と鉢盛を選んだ理由を語った。
料理はフカの湯ざらし、練り物、「五色そうめんで包んだ愛鯛(あいたい)のフリッター」など。宇和島南中等教育学校生による「伊予さつま風おにぎり」や大洲農業高校生の「おうどいものモンブランプディング」も並んだ。
島根県浜田市から来た男性(66)は「タイとそうめんがおいしい。おにぎりも具がたくさん」と満足していた。
全国グリーン・ツーリズムネットワーク愛媛大会の全体会は内子座で開かれ、21日からの日程を終えた。