来年開催の愛媛国体を前に、柔道を知ってもらうフェスタが3日、松山市市坪西町の県武道館であり、リオデジャネイロ五輪、金メダリストのベイカー茉秋選手(22)=男子90キロ級、東海大=と田知本遥選手(26)=女子70キロ級、ALSOK=が子どもや保護者ら約1100人に世界トップの技を披露した。
 全日本柔道連盟が主催し、県内で4回目。金メダリストが登場すると歓声が会場に響いた。
 前全日本女子監督で仙台大男子柔道部の南條充寿監督(新田高出、砥部町出身)と妻で同大女子柔道部の和恵監督が解説しながら、両選手が参加者に柔道の魅力や技を伝えた。子どもたちは受け身や足技などを熱心に練習していた。