中高生のインターネット利用による非行や犯罪被害を防ごうと県警は13日、松山西中等教育学校(愛媛県松山市久万ノ台)を県内初の「情報モラル推進モデル校」に指定した。高校1年生に当たる同校4年生約40人が講師となり、1年生約160人にスマートフォンや会員制交流サイト(SNS)の使い方などを教える「情報モラル教室」も行われた。
 教室では、講師役の生徒がSNSは個人情報が特定されやすいため使い方に注意が必要と説明。「本名や居住地などはできるだけ登録しないように」との注意に1年生は真剣に耳を傾けていた。