愛媛県中予地方局は20日、南海トラフ巨大地震などを想定した広域防災拠点開設訓練を実施した。松山市上野町の県総合運動公園では、配備された防災テントの設営手順を確認した。
 防災テントは県職員や自衛隊、消防といった派遣要員が現地で対策を協議する場として活用。参加者は風雨を防ぐためテントの骨組みにカバーを掛けるなど協力して組み立てた。
 中予地方局防災対策室は「訓練を繰り返し、いざというときのため(設営に)慣れておきたい」とした。