11月1日に合併10周年を迎える愛媛県西条市を盛り上げようと、市民団体が昨年末から制作を進めていたゆるキャラが完成した。市民らの「総選挙」でセンター(1位)に輝いたのは、石鎚山の水の精「チャップン爺(じい)やん」=写真。11月1日に同市ひうちの西条運動公園で開催される合併10周年記念イベントで着ぐるみを一般公開する。
 チャップン爺やんは32324(ミズミズシー)歳のおじいさんで、体は石鎚山系から流れる水のしずく形をしている。シルクハットをかぶり口ひげを蓄えたダンディーないでたち。同市今在家の会社員井上賀夫さん(34)がデザインした。
 団体は10~20代が中心の「西条ゆるキャラ制作委員会(SYK48)」で、昨年末から約2カ月、キャラ案を全国募集。応募総数416体から、市民選考会で48体に絞った。