専門的な知識や技能を持つ都市部の人材を誘致し、愛媛県内企業の活性化を目指す「県プロフェッショナル人材戦略協議会」の初会合が10日、松山市久米窪田町のテクノプラザ愛媛であった。昨年11月に国の委託を受けて設立した「人材戦略拠点」の事業方針を確認した。
協議会は地元金融機関や経済団体、人材紹介事業者などで構成。戦略拠点とともに人材の確保や活用に向け連携を図る。
会合には関係者ら約30人が出席。戦略拠点の加藤有作人材戦略マネジャーが「300社をリストアップし、企業訪問などを通じて経営課題の把握に努めている」と活動状況を説明。一人でも多くの人材確保に向け関係機関に協力を求めた。