愛媛県西条市出身のテノール歌手秋川雅史さんのヒット曲にちなみ、亡くなった大切な人に宛てた「千の風になったあなたへ贈る手紙」(西条市など主催)の1次選考が23日、始まった。3年ぶりの今回は前回の1340通を上回る1445通の応募が国内外からあり、市民や大学生などの選考委員100人が8月中に約150通に絞る。
 3月から6月末まで募集した手紙は、全国と米国の7~94歳から届き、前回に比べて関東圏からの作品が増えたという。10月末までに最終選考し、12月に表彰対象の15通を発表する。2017年3月には表彰イベントを行い、作品集も発刊する予定。
 23日は市役所で選考説明会があり、委員約40人が出席。市の担当者が審査のスケジュールなどを説明した。