夜の冷え込みが次第に強まり、暖かな家が恋しくなる。7日は二十四節気の「大雪」。平地にも雪が降り始めるころとされる。
 愛媛県松前町神崎の無職男性(65)は自宅にまきストーブを据えて11年。最低気温が平年より高かった6日は夕方にたき始めた。「炎を見ているとほっとする。柔らかい暖かさが好き」
 かたわらには長さ約35センチのまきが2日分二十数本積まれている。松山にある知人の山でクヌギやナラを伐採し、小屋で2年ほど寝かせたものだ。「手間暇かかるけど、それも楽しい」とにっこり。ストーブを使い、裏庭で取れたダイコンの煮物を作るなどスローライフを楽しんでいる。