愛媛大の2015年度卒業式と大学院学位記授与式が24日、松山市道後町2丁目のひめぎんホールであり、学部生1831人、院生398人の計2229人がそれぞれの道へ新たなスタートを切った。
 大橋裕一学長は、卒業生に今後求められる力を小型無人機「ドローン」に例え、「自由な角度から臨機応変に全体像を捉える『ドローン力』を養い、それぞれの分野で素晴らしい成果を挙げることを期待する」と式辞を述べた。
 卒業生総代の学生が「常に感謝の気持ちを忘れず、学生生活で学んだことを最大限に生かし一歩一歩着実に進みたい」と誓った。
 式後、部活動のユニホームを着た後輩たちが会場の外で卒業生を出迎え、うららかな日差しの下で胴上げしたり、肩を組んで歌ったりして門出を祝福した。