愛媛県内の新人消防職員66人による実技訓練発表会が12日、松山市勝岡町の県消防学校であり、4月から訓練で培った救助活動技能などを披露した。
 初任教育訓練の総括として毎年実施しており、各職員は25日の卒業後、県内13の消防局・本部で職務に就く。
 先輩職員や家族ら約300人が見守る中、救助などに用いるロープを使った訓練では、きびきびと行動。建物の間に張った約20メートルのロープを迅速に渡ったり、壁に沿って下ろした約15メートルのロープを使って勢いよく駆け上ったりするなど、訓練の成果を発揮した。