散髪をして敬老の日を気持ちよく迎えてもらおうと愛媛県内の理容師でつくる県理容生活衛生同業組合は13、14の両日、各地の高齢者福祉施設などで散髪のボランティアをした。
全国理容連合会は2008年から9月の第2月曜日を「理容ボランティアの日」と定め、全国一斉に活動。県内では18支部の278人が参加した。
松山市北梅本町の高齢者総合福祉施設「梅本の里」には14日、組合の理容師16人が訪問。「女性らしくしてほしい」などの要望に応えながら、約100人の髪をはさみやバリカンで丁寧に整えた。
松山支部の篠原泰造支部長(66)は「満足してもらえたようで何より。これからも続けていきたい」と話した。