社民党県連は9日、愛媛県松山市宮田町の県勤労会館で旗開きした。夏の参院選愛媛選挙区(改選数1)について、村上要代表は「幅広い県民の皆さんと一体となって(安倍政権の)包囲網を敷き、全ての県民の声を集約できるような戦いに挑む決意だ」と述べた。
 来賓の中村時広知事や野志克仁松山市長、党員、労組の約90人が出席。
 村上代表は安保法制の採決強行や原発の輸出問題、大筋合意した環太平洋連携協定(TPP)といった課題がある中、野党が求めた昨秋の臨時国会の召集を見送った安倍政権の姿勢を独善的とし「与党でも物が言えない」と批判した。