来年に迫った愛媛国体に向け、陸上の短距離、障害種目の競技力を向上させようと強化合宿が9日から県総合運動公園ニンジニアスタジアムで始まった。県内の高校1、2年生の強化指定選手31人が、トップレベルの技術を習得しようと練習に励んだ。
 アドバイザーとして日本陸連女子短距離部長で、大阪成蹊大陸上部監督の瀧谷賢司さん(59)を招き、同大陸上部の4人も指導に当たった。
 参加者は、体のバランスや軸を確認するためのウオーミングアップや、バック走やハードル走で体の動かし方を学んだ。
 合宿は11日まで行われる。昨年に続き指導にあたる瀧谷さんは「もっと外に目を向け高い目標、高い意識を持つことが大事。殻を打ち破っていかないと」と選手に訴えかけた。