1年で最も昼が短い冬至の22日、愛媛県立とべ動物園(砥部町上原町)でカピバラの家族が、ゆず湯に漬かって体を温めた。親子が寄り添う仲むつまじい姿に、訪れた人々が目を細めた。ゆず湯は23日も実施する。
 来園者に季節を感じてもらおうと、園が初めて企画。15個のユズが浮かぶカピバラ舎のプールでは、10月に誕生した3姉妹が並んでくつろぎ、両親は今月から設置した打たせ湯を気持ちよさそうに浴びていた。
 カピバラの打たせ湯は冬季に毎日正午~午後2時ごろ実施する。