造船業や舶用工業の若手技術者を育成する今治地域造船技術センターの2015年度総会が6日、愛媛県今治市波方町樋口の波方公民館であり、生産効率アップに向け、各種技術を競うコンクールと技能検定を初めて実施する事業計画を決めた。
 15年度は、水道・ガスなどの配管を取り付ける「配管艤装(ぎそう)」、船の各パーツを作る「船殻組み立て」、「溶接」の3部門でコンクールと技能検定を行う。国内造船業界は人材不足が課題となっており、業界全体として国際競争力を高めるため、16年度以降の全国展開も視野に入れる。