県産品や優れた技術を国内外に売り込む愛媛県の「愛のくに えひめ営業本部」の2015年度初会議が6日、県庁であった。中村時広知事は集計中の14年度営業実績について目標を上回る55億円以上に達する見込みであることを明らかにした。
 県によると、年間成約額は初年度の12年度が約8億円、13年度は約27億円で推移、14年度は50億円を目標にしていた。県は近く実績をまとめ公表する。
 会議では中村知事が15年度新たに加わった職員を含む約60人を前に「ビジネスはマッチングに始まりクレーム処理まで5段階ある。その中で営業本部に何ができるかを考えてほしい」と要請した。