新聞を通して「18歳選挙権」を考える出前講座が9日、愛媛県松山市山西町の新田高校であった。2年生36人が社説と識者評論を読み比べ高校生の政治活動の意義や課題などを探った。
愛媛新聞社が展開している「もっと!新聞」キャンペーンの一環。18歳以上への選挙権年齢の引き下げを機に新聞を活用した主権者教育として実施した。
講座で事務局スタッフは「責任ある投票をするには社会のことを知る情報収集が大切」と語り、正確性や一覧性といった新聞の特長を解説。新聞記事には客観的に伝える「報道」と社説や評論など意見を主張する「言論」があると説明し、「判断力を養うには言論が役に立つ」とした。