四国4県の行政や経済界でつくる「四国8の字ネットワーク整備・利用促進を考える会」は8日、国土交通省で太田昭宏国交相に高速道路の早期整備を求める要望書を提出した。
 4県の知事らが四国内の高速道整備状況や整備効果を説明。中村時広愛媛県知事は、県内には愛南町-高知県宿毛市などミッシングリンク(未連結区間)が3カ所あると指摘し、防災や地域経済活性化の観点から早期建設を訴えた。
 一行は東京・永田町の自民党本部であった党四国ブロック両院議員会の会合にも出席し、四国新幹線の実現を目指し意見交換した。国会議員側は、同僚に四国新幹線の話をしても反応が冷淡だとし、根拠に基づいた整備効果などをアピールする必要があると訴えた。