宇和島市いじめ問題対策連絡協議会の初会合が8日、愛媛県宇和島市曙町の市役所であり、市内小中学校でのいじめ防止へ、関係機関による連携強化を確認した。
 4月に施行した市いじめ防止に関する条例に基づき設置。学校や教育委員会、相談支援機関、警察関係者ら7人を委員に委嘱し、年2回会合を開く。
 初会合では織田吉和教育長が「いじめ防止対策推進法成立から3年がたつが、かけがえのない命を落とす事例が全国で後を絶たない。意見を聞き対策に生かしたい」とあいさつ。会長に市小中学校校長会の大野龍郎会長を選んだ。