「えひめいやしの南予博2016」(3月26日~11月20日)の実行委員会が8日、東京・高輪のホテルで報道機関と旅行会社対象の概要発表会を催し、主なイベントや地域の見どころを紹介した。プログラムの一環として、大規模公開オンライン講座を手掛ける「ドコモgacco」(東京)と連携した通信講座「えひめ南予通信大学」を開講すると発表した。
 講座は、魅力ある地域資源を体系的に発信し、地域産業のブランド化や南予への誘客を図り、将来的な移住・定住につなげる狙い。愛育フィッシュ(養殖魚)▽真珠▽シルク▽かんきつ類▽ニホンカワウソ―の5テーマで映像教材を配信、受講者が解答する。
 運営は愛媛県松山市のNPO法人いよココロザシ大学に委託。講師は大学教授や生産者、研究者が務める。各コースに現地研修を設け、修了証を発行。成績上位者には関係する特産品を贈る。4月20日に開講し、無料で今秋まで随時受講可能。