フルマラソンと同じ42.195キロを家族や仲間同士でリレーする「第3回マツヤマお城下リレーマラソン2016」が15日、愛媛県松山市堀之内の城山公園内周回コースで開幕し、大人から子どもまで297チーム2515人が澄んだ秋空の下、たすきをつないで絆を強めた。
 大会は実行委員会(松山市体育協会、松山市陸上競技協会、愛媛新聞社)主催、松山市協力。初日の15日は一般、女子、小学生、マスターズの4部門で参加した全チームが完走した。
 レース前のセレモニーでは、昨年女子の部で優勝した内子レディースAの田丸律子選手(50)と次女の瑞希選手(18)が「若者にも、おばちゃんパワーにも負けず、仲間と力を合わせて一生懸命走り抜くことを誓います」と宣誓。午前11時の号砲で一斉にスタートした選手らは、声援を受けて生き生きとお城下を駆け抜けた。